奈良県の唐古・鍵遺跡で発見されたヒナの骨がニワトリのものだとわかったそうです。

唐古・鍵遺跡は奈良県にある弥生時代の最大集落の跡といわれています。

そこから発見された鳥の雛の骨が、何の鳥か骨に残ったタンパク質を分析することにより、ニワトリのヒナの骨だとわかったそうです。

そして、これが日本最古のニワトリの骨になるそうです。

けっこう(ダジャレじゃありません)昔から飼われていたことになります。

卵などもとっていたかもしれません。

弥生時代は稲作が盛んになた頃ですから、ひょっとすると弥生人は卵かけご飯(TGK)を食べていたのかもしれません。

もちろん、醤油は無かったと思います。

飼っていたとしても、鶏肉をしょっちゅう食べられるほど、たくさんいたとは思えないので、肉を食べられるとしたら、余程のごちそうだったのではないでしょうか。

私はこのニュースをネットの記事で知りましたが、そこにはニワトリについて詳しい情報も書かれていました。

全世界で飼われていて、いつ頃日本で飼われ始めたかは謎なのだそうです。

雄略天皇の頃に闘鶏の勝敗で占っていたという記録が残っているようなので、少なくともその頃には日本に鶏がいたことになります。

私の興味を引いたのは、全世界で飼われているという説明の所に、南極大陸とバチカン市国以外という記述があったことです。

なぜ、この2箇所にいないのか不思議に思い調べてみました。

まず、南極ですが、こちらはペンギンがウィルスに感染しないようにニワトリを持ち込まないようにしているようです。

次に、バチカン市国ですが、こちらは国が小さいため鶏小屋を置くスペースがなく飼っている人がいないようです。

ニワトリを見たことがないということではなく、鶏肉や卵は、国外から持ち込まれるということのようです。