U.S.A(アメリカ合衆国)のバイデン政権はインフラシステムをサイバー攻撃から守るため、AI(人工知能)技術を持つ4社と協力することを発表しました。
別に普通のことだと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、これまではAI技術に危険性があることから、どう規制するかということに重点が置かれていたのです。
これをサイバー攻撃を防ぐために積極活用することに方針転換したということになるのです。
具体的には、国防総省所管のDARPA(国防高等研究計画局)がAI技術の脆弱性を見つけて改善する競技会(DEFCON)を開催することになっています。
チーム単位での参加です。
2年越しで、システム構築を目指します。
1年目は競技会で上位5チームには200万ドルの賞金が出ます。
1年かけて技術を磨き、2年目で上位3チームには更に賞金が出るそうです。
国の防衛システムに関わるため、参加の国籍要件などがあるかもしれませんが、調べていないのでわかりません。
気になる方は調べてみてください。
参加資格がどのようなものか、申込みが締め切られているか、調べられないようでは勝ちは望めないでしょう。
ロボティクスの競技会には日本人も参加したようです。
AI技術は、サイバー攻撃に対する防衛にも使えますが、サイバー攻撃をする方にも使えてしまいます。
最強の矛で最強の盾を突いたらどうなるかみたいな話になってしまいます。
高度な技術を持つ企業や、ホワイトハッカーを味方につけておくに越したことはないのです。
いやいや俺が一番だとAIが言い出さないことを祈るばかりです。