10月26日、2012年に長崎県の対馬市にある観音寺から、韓国人窃盗団によって盗まれた仏像の返還を巡る裁判の判決がありました。
韓国(大韓民国)の最高裁判所での判決です。
判決は、仏像を日本に返還することを命じるものでした。
捜査後、元々返還される予定でしたが、韓国にある浮石寺というお寺から、元寇の時に盗まれたものだとして所有権に基づく返還請求の訴えが、韓国の地方裁判所に提起されていたのです。
第一審の地方裁判所の判決は、浮石寺への返還を認めるものでした。
この判決については、韓国の文化人からも、批判的な意見が出ていました。
控訴審はこれを覆し、今回、韓国の最高裁判所が、日本への返還を認めたのです。
文政権時代は、日本との間で、不可解な判決が相次いでいましたが、尹大統領に代わり、大分まっとうな判断がなされるようになってきたよと思います。
政権により裁判所の判決が異なっては困りますが、審級による違いかもしれませんし、真相はわかりません。
ただ、判決内容は極めてまっとうなものです。
尹政権に変わっての変化は他にもみらます。
例えば、日本人が、イスラエルから脱出する際に、韓国軍の軍用機に日本人51人が搭乗しました。
反対に、韓国人も、日本の自衛隊機に搭乗してイスラエルから退避しています。
両国に、関係改善の兆しが見えてきているのは、仏様の外交のおかげでしょうか。