奈良県で土砂崩れが起こったようです。

巻き込まれた軽自動車から男性が救助されました。

他にも車が巻き込まれたようです。

詳しい原因は、わかっていませんが、5月の大雨でのり面が崩れていたことも原因になっているようです。

他にも、このところの気温が原因になっているのではないかという説があります。

気温で崩れるというと雪崩ぐらいかと思っていましたが、そうでもないようです。

最近、暖かい日と寒い日が繰り返しやって来ていたので、その寒暖差が、がけ崩れの原因になっている可能性があるというのです。

地下水が凍ったり溶けたりを繰り返すことで、土砂崩れに繋がった可能性があるのです。

確かに地下水が浸透し、凍ると、体積が増え膨張するため、隙間が広がります。

氷が溶けて更に奥に染み込みます。

凍って、また隙間を広げます。

これを繰り返すと、確かにくさびを打ち込んで、隙間を広げていくのと同じようなことが起きることが想像できます。

土砂どころか、岩盤まで崩れることがあるそうです。

雪山であれば、同じような条件が整えば、雪崩が起きても全然不思議ではありません。

今回、土砂崩れが起きた場所は、5月の大雨で崩れたのり面の復旧工事のため、仮設の防護柵が設置されていたそうです。

早く工事をしていればと考えがちですが、そう上手く事が運ぶわけではないですし、工事に取り掛かっていたら、工事の人が巻き込まれていた可能性もあります。

思い切って封鎖というのが現実的な手段だったのかもしれません。