能登半島地震の被災地で役立っているものが2つあります。
キッチンカーと移動仮設トイレです。
被災地で建物がダメージを受けて設備が使用できなくなれば代わりのものを持ってくるしかありません。
どのような環境下であっても人間食べることと排泄することは生きていくうえで欠かせません。
キッチンカーは、主に企業が派遣しているものです。
すき家、CoCo壱番屋、日清などが派遣しています。
温かい食べ物が食べられるので喜ばれています。
もう一つ役立っているのが移動仮設トイレです。
上下水道が麻痺している場所では、トイレに困ります。
トイレは大勢の人が利用するので、流れないと大変なことになってしまいます。
スキー場付近のトイレで同じような経験をした人もいるのではないかと思います。
そんなときに役立っているのが移動仮設トイレです。
特に自動車搭載の水洗のものは重宝されています。
東日本大震災の経験から、移動仮設トイレを贈ってくれた個人や事業者もいます。
自治体から、自治体が所有しているものを貸してくれている自治体もあります。
自治体の場合は、その自治体が所有しているものを貸しに行くことで被災地の状況を参考に、地元の自治体が被災した場合の対策に役立てようとしているところもあるようです。
例えば、夜間トイレの使用時には灯りがあった方が良いなど、自らの地元が被災した場合に備えて対策を試みようとしています。
様々な支援を受けて復興作業が進んでいます。
仮設住宅への入居も始まろうとしています。