安全保障に関わる機密情報である「特定秘密」が、無資格の隊員によって取り扱われていたことがわかりました。
海上自衛隊の組織内でのトップである海上幕僚長が辞任の意向を示しています。
その他、自衛隊内でのセクハラやパワハラといった問題があったことも明るみに出ています。
しかし、これらの問題は以前から続いているようなので、政府も何となくはわかっていたが、放置していたのではないかという気がします。
そのため、今回自衛隊が急に叩かれているように見えるのです。
意図的に自衛隊のネガティブな問題が取り上げられているように思います。
何かあったのではないかと思って調べてみると、少し前に自衛隊の護衛艦が、中国(中華人民共和国)の海域で領海侵犯し、中国側から抗議を受けているのです。
中国側が日本の領海を侵犯することはよくあることですが、日本側が領海侵犯というのは珍しいと思います。
それでも、台湾問題で緊張状態が高まっている中、「気をつけて」では済まされないのです。
一歩間違えれば武力紛争に繋がりかねません。
この問題を受けて、政府からお叱りを受けているというのが、今回の自衛隊叩きなのではないかという気がします。
都知事選の直後だけに、田母神氏の立候補も影響なくはないかもしれませんが、直接的には中国問題のような気がします。
今回の領海侵犯についても意図的なものではなく、何らかのミスではないかと思います。
そのミスの原因をたどったら、特定秘密の取り扱いが杜撰だったということがわかったのではないかという気がします。
あくまで推測ですが。