七夕に天の川の話題も良いですが、暑くなってくる季節なので本当の川や海に関する事を書きたいと思います。

魚に関する記事を読んだので、それについて書こうと思います。

我々が思っている以上に魚が賢いという話題です。

数が数えられる魚がいるというのは聞いたことがあります。

しかし、それを超えて、簡単な計算ができる魚もいるようです。

更に、このような特技を持つ魚がいるだけでなく、日常生活も結構複雑なようなのです。

大阪公立大学での研究によれば、ニシキテッポウエビというエビの堀った穴を棲家とするダテハゼは、ニシキテッポウエビの敵を警戒する代わりに、巣穴を提供してもらう共生関係にあると考えられてきました。

共生関係には違いないのですが、単なる見張り役というよりも、もっと関係が複雑なようなのです。

時にはダテハゼが、尾の振り方で合図を送り、ニシキテッポウエビを巣穴から呼び出したり、敵の接近を知らせたりしているようです。

時には餌を分け合うこともあるようです。

こうなってくると共生というより、人間の同居のような感じがしてきます。

他にも、鏡に映る姿が自分だと認識できる魚もいるようです。

猫ですら、鏡に映る姿を自分だと認識できていないようなのに、魚で自分だと認識できるとは驚きです。

残念なのは、鏡に写っているのが自分だとわかったとしても、それを見て何を思っているのかはわからないことです。

何でも条件反射で説明がつくとも思えないですが、何か考えているのではと思うのも、我々が人間であるが故の発想なのかもしれません。