クルド人の日本人とのトラブルが増えているようです。

クルド人の入国者数が増えていることとも関連しています。

日本の難民の受け入れ体制が少し変わったことから、日本への入国者が増えているのです。

実態は偽装難民も多いようです。

もちろん実際に迫害されている人もいます。

ただ、就労しているクルド人の評判は決して悪くありません。

まじめな人が多いようです。

人間関係についても、日本人と異なり、対人関係であまり駆け引きをしない人が多いようです。

先輩風を吹かせたり、マウントをとるということをあまりしない民族のようです。

きちんと仕事に取り組む、昔の日本人のようなタイプが多いようです。

それにもかかわらず、日本人とトラブルになっているというニュースを聞きます。

直接日本人とのトラブルというよりも外国人同士のトラブルに対して日本人が迷惑がっているという状況の方が多いのではないかと思います。

クルド人は、国を持たない民族であるため、シリア(シリア・アラブ共和国)やトルコ(トルコ共和国)、イラン(イラン・イスラム共和国)、イラク(イラク共和国)で迫害されている場合があります。

ただ、それらの国で仲良くやっているクルド人もいます。

ただ、このような海外での関係が、日本国内でも対立関係に発展してしまう場合もあります。

難しいとは思いますが、海外での対立関係を日本に持ち込まないことが重要かと思います。

そのうえで長く日本に滞在していながら、難民認定されず、中途半端な状態で長期滞在している外国人の在留資格の認定手続きがなかなか進まないという状況がある日本側にも問題があります。

特にクルド人の場合、状況を確認できるクルド人自体の国がないため、迫害状況の真偽を確認しにくいということが言えます。

言い方を換えると、このような状況のクルド人を、難民として受け入れるのであれば、ほとんどのクルド人を受け入れなければならない可能性もあります。

そのため、他の外国人同様の在留資格の他に、難民としては特殊性に合わせた基準の設定などが必要なのかもしれません。