イラン(イランイスラム共和国)政府は否定していますが、アメリカ(U.S.A)のウォールストリート・ジャーナルが、イランがロシア(ロシア連邦)に弾道ミサイルを提供したと報道しました。

ウクライナだけでなく、ロシアも武器不足に陥っています。

生活関連物資は国内で相当割合賄えるといわれているロシアですが、武器は外国に頼らざるを得ません。

そのため北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)などからも武器の供与を受けているといわれています。

今回イランからも武器を調達した可能性があります。

イラン自体も北朝鮮との間で武器を売買するルートがあるといわれていますので、友好国同士で武器を融通しあう関係が強化されているようです。

結局、ロシアとウクライナの戦争が、NATO加盟国を含む欧米諸国とその友好国、ロシアとその友好国との間の代理戦争のような状態になってきています。

今回、イランに動きがあったようなので、中東情勢を含め、世界が分断される構図になってきています。

現在、ロシア以外の大国が前面に出ていないため、紛争当事国同士の争いにとどまっていますが。

どこかが、大掛かりな攻撃に出た場合、第三次世界大戦という可能性も杞憂とは言えない状況になってきています。

これまでロシアの支援に消極的に見えた国も、ロシアの敗北は国際社会での自陣営全体のパワーの低下を意味しますから、ロシアを勝たせなくてはなりません。

経済的に上手く行っていない国が多いので、それが歯止めになっている状態です。