ベラルーシ(ベラルーシ共和国)で、日本人男性が身柄を拘束されています。
スパイ容疑がかけられています。

ベラルーシの国営放送で、「東京からのサムライの失敗」というタイトルの番組が放送されました。

その中では、男性がベラルーシ国内で写真を撮る姿などが写っています。

LINEでのやり取りなども公開されていますが、そもそも、その内容自体が男性と男性の知り合いとの間の事業についての通常やり取りのようです。

内容についての翻訳もかなり杜撰で、歪曲して伝えられていると言って良い状態です。

さらに、男性は、番組内でベラルーシ国民を危険に晒す行為をしたという趣旨の発言をしています。

しかし、これもベラルーシ当局に、強要されている可能性が高いです。

自ら話すような内容とは思えないのです。

自供というよりは、強要されて話すような内容です。

男性は、国家公安委員会とつながっていて、ベラルーシ国内でスパイ活動を行っていたことになっています。

日本の国家公安委員会の映像として映し出されているのが国会議事堂という、これまた馴染のない国にありがちな間違いです。

友好国であるロシアに非協力的な国の1つとして、日本の弱みを握ろうという意図が見え見えです。

しかし、男性がスパイなら普通の文章でやり取りするとは思えません。

本当に重要な情報なら、暗号文にするぐらいのことはするのではないでしょうか。

もし、でっちあげなら人権問題であり、外交問題となるような事案です。