外国人の在留資格が拡大しています。
人手不足ということもあり、就労できる在留資格の範囲が拡大しています。
これまでの、教育実習制度を見直し、特定技能という在留資格ができています。
当初はかなり限られた業種のみでしたが、特定技能を取得できる業種も増えています。
自動車運送業も後から加えられた業種の1つです。
今回、インドネシア国籍のイユスさんが東京都の自動車運送業での特定技能試験合格の第1号になりました。
受験者は、イユスさんだけだったそうなので、在留資格が拡大しているといっても、ハードルはかなり高いようです。
アニメが好きで日本語を勉強し、旅行会社で添乗員として働いていたそうです。
添乗員としてドライバーさんの隣で、パイロットみたいでかっこいいと憧れていたそうです。
勝負の時に大谷翔平選手は、「憧れるのは止めましょう」と言いましたが、こちらは勝敗は関係ありませんので憧れても問題ありません。
何に憧れるかは人それぞれですから、ドライバーに憧れた人に運転してもらえるなら、それに越したことはありません。
運転技術に国籍は関係ないといえそうですが、バス運転手さんからすれば、様々なサービスの提供が必要になるので、運転技術だけではないという反論が返ってきそうです。
ただ、そのようなサービスを提供できるほど日本語の語学力も高いのではないかと思います。
これからも、様々な分野で外国人が活躍してくれることに期待したいと思います。
日本は現在、人手不足により、外国人を受け入れざるを得ない状況です。
ただ、行き過ぎるとドイツのように極右勢力の台頭という事態も招きかねません。
日本らしさを失わないように、新しい風を受け入れなければなりません。