カトリック教会の教皇として、新しく第267代ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が選出されました。

レオ14世となります。

保守かリベラルかと話題になっていましたが、中道派と言われていた人です。

教義への解釈としては、伝統的な教えに回帰しつつも、新しい解釈を柔軟に取り入れられる人のようですので、カトリックの人たちが、今教会にとって必要な人を教皇に選んだということだと思います。

キリスト教徒ではない私でも、ローマ教皇の役割の大きさから、ある程度リベラルな考え方の人がいいなと思っていましたが、リベラルな考え方も持っている教皇なので、カトリックの人たちは、自ら信じるところにより必要な人を人選できているということなのだと思います。

アメリカ(U.S.A)出身のため、第266代フランシスコの葬儀の場で、トランプ大統領がウクライナへ譲歩したこととの関連性への疑いも出てきそうですが、無関係と考えてよさそうです。

トランプ大統領は、移民に反対の考え方の持ち主です、レオ14世は、ペルーで長年布教活動を行い、移民政策には寛容な立場の人です。

考え方に相いれない部分があるので無関係と考えてよさそうです。

自ら、教皇の格好をしたAI画像を投稿して物議を醸していたトランプ大統領ですが、ローマ教皇へのリスペクトの気持ちから、画像を生成してしまったのではないかと擁護するようなことを書きました。

そのような気持ちもあると思いますが、実際には、記者団から「誰に教皇になってほしいか」と聞かれ、「私が教皇になりたい。それが私にとって最良の選択肢だ」といったジョークを飛ばしたため、画像にもしてみたということなのだと思います。

ジョークの意味はよくわかりません。

それだけ、教皇にふさわしいくらいの人間だと言いたいのか、経済や政治の問題から離れ、宗教家の立場に身を置きたい気分だといいたいのか、本人に聞いてみないとわからない部分があります。

いずれにしても、あまり面白いジョークとも思えません。