自由民主党の総裁選が行われました。
高市早苗氏が、女性では初となる自民党総裁となることが決まりました。
前回の総裁選の結果からしても有力候補であり、今回の総裁選でも決選投票に残ることは予測されていました。
しかし、小泉進次郎氏や林芳正氏が、決戦相手に残った場合、1回目の議員票が決戦相手に流れる結果、高市氏の当選の可能性は低いのではというのが大方の見方でした。
ところが、実際には、議員票もそれなりに獲得しての当選となりました。
おそらく、このまま女性初の内閣総理大臣となるでしょう。
高市氏が、総理大臣になれば、日本が変わる可能性は出てきます。
ただし、財務省や中国(中華人民共和国)が、最も嫌がる主張をするタイプの政治家ですので、政策への賛否とは別に、これらの抵抗勢力によって、民意とは別のところで、高市おろしが行われないように注意しなければなりません。
総裁選になったとたんに、靖国問題などに対する主張も鳴りを潜め、そのことに対する批判もありましたが、賃上げが取り沙汰される中、給与所得以外の所得者の所得支援を行わなければならないと主張するなど、他候補とは異なる配慮も見せていました。
他議員との付き合いがあまりよくないといわれていて、議員に味方はそれほど多くはなさそうですが、付き合いに出かけずに、政策についての勉強をするなど、政策の内容や政策について勉強する姿勢が党員の支持を集めたのではないかと思います。
外交関係については、日中国交正常化を実現した田中角栄元首相の遺志を継ぐ石破首相からの交代ということになりそうなうえに、政治的立場としては保守といわれる高市氏ですので、中国とは一悶着ありそうです。
このまま総理大臣になるとすれば、就任早々、アメリカ(U.S.A)のトランプ大統領と会談ということになりそうです。
関税問題もあり、手を付けなければならない問題がたくさんあるので、就任早々衆議院の解散総選挙が行われるかどうかも気になるところです。
他党との連携については、維新の会とは組みにくくなり、公明党とは連立への不安が出てくると思います。
まずは、新総理の政策に期待したいと思います。