農林水産大臣が、各自治体にお米券の配布を勧めていますが、自治体によって、対応はまちまちです。

国民の反応はいま一のようですが、もらえたらもらえたで、助かることに違いはありません。

お米券より現金給付の方が良いという意見が多いようですが、ビール券のように、ビールだけでなく他の商品を買える店もあります。

ただ、お米券の場合、そのように、他の商品に使えるお店は、より限られてくるようです。

値段が上がっているのは、お米だけではありません。

あらゆる物の値段が上がっていますが、特に食費は家計を直撃します。

ただ、値段が上がっていてもお金を出して買えればいい方で、魚などは獲れなくなっているため、手に入りにくいうえに、値段も高いという状態です。

ここ数年獲れなかった秋刀魚の漁獲高が少し上がったというのが、良いニュースですが、それでも1尾200円前後で買えれば良い方で、安かった時期の2倍ぐらいはします。

これに、追い打ちをかけているのが、広島のカキの不漁です。

養殖のカキが、死滅してしまい獲れなくなっています。

瀬戸内では、広島に限らず、不漁となっています。

宮城県も出荷が遅れ気味ですが、三重県では、平年以上に獲れているようです。

広島のカキの不漁では、自治体が応援給付金を出して業者を救済する事態になっています。

原因はまだ特定されておらず、これから調査が進むようです。

海水温の上昇や酸素不足など、いずれにしても、瀬戸内海に何か異変が起きているようです。

中国(中華人民共和国)が日本の海産物の輸入を禁止していますが、よそへ売るほど無いといってよいかもしれません。

ただ、海産物によっては、輸出できた方が良いという業者もいると思うので、早期に正常な取引ができるようになることを祈りたいと思います。

それまでは、海産物が獲れる海の復活を期待したいと思います。