今日から海外から日本に入国する際、入国審査や検疫、税関手続きなどをウェブ上でまとめて済ませられるようになります。

デジタル庁によって提供される「Visit Japan Webサービス」というシステムです。

事前に入国に必要な手続きの情報をスマートフォンなどで入力すれば、窓口での書類の提出が必要なくなります。

これにより入国手続をスムーズに進められるようになります。

入国手続の必要情報の入力や渡航前の検査証明書などもアップしておけば、スマートフォンに表示されるQRコードを入国後に読み取らせることで手続きが済む仕組みです。

オミクロン株の流行により、外国人の新規入国が制限されていますので、当面は帰国する日本人と一部の外国人が中心になりますが、様子を見つつシステム運用がなされることになります。

1日の入国者数については人数制限はあるものの、一部の地域を除いて、現在出国している外国人のうち、日本人配偶者や永住者、定住者の在留資格を有する外国人は再入国手続をしていれば、帰って来られますので、人数制限に余裕はないかもしれません。

本来この辺の人数も管理できるように慣ればデジタル化のメリットは大きいのですがまだ全件運用というわけには行きません。

ただスマートフォンを持っていない人でも空港で貸し出しを受けられるようです。

これまで出入国手続きのために、長時間空港に滞在して感染していた例もあったかもしれませんので、滞在時間が短くなることにより感染対策にもなると思います。