明日3月22日は関東で冷え込みそうです。

この時期、寒の戻りは珍しくありませんが、先日起こった福島県沖の地震の影響で、一部火力発電所などが停止しています。

そのため東京電力管内の電力需要に供給が追いつかなくなりそうなのです。

そこで経済産業省は初めて電力需給逼迫警報を発令しました。

これは供給予備率が3%を下回ったことを意味します。

東京電力も節電への協力を呼びかけています。

節電の効果がありそうなのは3月22日の午前中です。

午後よりも気温が低くなりがちなので暖房も使いそうです。

想定に対して約10%ほど節電すると乗り切れそうだということです。

朝、部屋を温めて、その後低めの温度設定で暖房を運用するなど工夫ができそうです。

ガソリン価格が上昇しているため、暖房費にも影響が出ています。

節電により電力不足を乗り切り、同時に家計の負担を軽くするというのも良さそうです。

企業にしても先行きが不透明なので、少しでも光熱費が節約できれば、それに越したことはありません。

問題は事業自体に電力を使う所で、いきなり操業停止というわけには行かないと思うので、事業施設以外の社屋などで節電する他なさそうです。

家電製品なども電池でまかなえるものは電池を使用しましょう。

1つ1つの電力は大したことがなくても、関東全域で行えばかなりの電力が節約できそうです。

ガスなど他の燃料でまかなえるものはそちらを使った方が良さそうです。

灯油については懐と相談といったところでしょうか。

今回の電力不足は発電所の停止が原因になっていますが、発電所については、ウクライナのように戦争時についても、日本のように災害時についても、安全にとっては1つの大きな課題になりそうです。