ハロウィーンで賑わう韓国(大韓民国)の梨泰院(イテウォン:地名)で大きな事故が起こってしまいました。
道に人が集まりすぎて、百数十人が圧死してしまったようなのです。
梨泰院といえば、韓国のドラマ「梨泰院クラス」で日本人にも馴染みがある人がいるのではないでしょうか。
日本でもドラマ「六本木クラス」としてリメイクされて放送されていました。
その梨泰院の大きな通りを結ぶ路地に、ハロウィーンで人が多く密集したため、歩行者が身動きが取れなくなってしまいました。
多くの人が立ち往生している状態で将棋倒しになったのです。
少しニュース映像を見ましたが、事故現場で人工呼吸を施している人が多数映っていました。
人の流れは車のように一方向ではないので、それぞれの人が行きたい方向に移動している間に、路地に詰まった状態になってしまったのだと思います。
スピードを出し過ぎた車が事故を起こしても、なかなか数十人が犠牲になる事故は多くはありません。
人が歩いているだけで、百数十人が犠牲になってしまうというのは、やりきれない感じがします。
既に警察などが規制できていないことに対して非難の声も出ているようですが、現場にでもいない限り、道に人が密集するという状態を想定することは難しそうです。
人が大勢いるということ自体が、危険な状態なのだということを改めて認識し直す必要がありそうです。
犠牲者が多数出ていることは間違いなさそうなので、まずはご冥福をお祈りいたします。