本日、11月2日で手形交換所が姿を消しました。
手形交換所は文字通り、商売での取引に使われた手形や小切手を呈示された金融機関が、手形や小切手を持ち寄り、交換する場として機能していました。
電子決済が広がり、その役割を終え、廃止となりました。
ただ、電子交換所が4日から稼働しますので、手形や小切手の取引数が減ったとはいえ、手形や小切手の取引自体が直ぐに無くなるわけではありません。
そのため、2回手形が不渡りになれば、取引口座が使えなくなり、事実上倒産ということに変わりありません。
その手形や小切手自体も、取引額がピーク時に比べ、半減してしまっていますので、どんどん「でんさい」やインターネットバンキングに切り替わりつつあります。
そのため、政府は手形や小切手自体も2026年を目処に廃止する予定でいます。
手形小切手法の知識も不要になっていくのかもしれません。
「手形サイト」といえば、振出日から支払期日までの日数を言いますが、「サイト」と言えばインターネット上のウェブページの意味でしか通じなくなるかもしれません。
手形小切手の知識どころか、現在電子マネーや仮想通貨の利用が拡大しているので、そのうち本当に紙幣や貨幣が使われなくなる可能性もあります。
古銭を懐かしむのではなく、紙のお金使ってたの懐かしいという時代が来るかもしれません。
最近も、給料の一部が電子マネーで支払われることが認められるようになりました。
決済方法だけでなく、お金の概念自体も変わりつつあります。