ネットの記事で「ひらめき」に関する研究の記事を読みました。
富山大学や自治医科大学などの研究チームが発表したものです。
マウスによる実験で、眠ると上手い考えがひらめきやすいことが確かめられたのだそうです。
これまでも個人の学習については、寝ている間に記憶が整理されるということが知られていました。
今回、実験により、記憶だけでなく、問題解決能力にもかかわっていることが分かったのです。
未経験の問題についても有効なのだそうです。
何か問題を解決しようとして、寝たら良いアイデアが浮かんだという経験がある人は、科学的根拠があったということになります。
ただ、問題解決に取り組み、妙案が浮かばないため、寝てしまって起きて焦った経験がるという人もいるはずです。
何か他の要因も絡んでいるのかもしれません。
問題解決のアイデアが浮かばない時、この研究を引き合いに出して、寝るのは残り時間に余裕がある時にしましょう。
この研究とは別に、歩ている時に、「ひらめく」ということもよく耳にします。
ということは、「ひらめき」には情報整理や脳の活性化が重要と言えそうです。
情報整理のために寝て、脳の活性化のためにゲームをするというのでは、問題解決にはつながりそうにありません。
肝心の考えるということをしなければ、ひらめかないのだと思います。
考えてみれば、考えようとしなくても「ひらめく」のがひらめきのような気もします。
考えないとひらめかないのか、考えなくてもひらめくのか、この問題を解決するために、これから寝ることにします…。