G20サミットが大阪で開催されるため各国の首脳が来日しています。
U.S.A(アメリカ)と中国は貿易戦争真っ只中と言って良いでしょう。
トランプ大統領はすでに来日済みで二度目の来日となります。
中国とも日中首脳会談が行われます。
中国はアメリカとの仲介役を期待しているものと思われます。
ファーウェイが大きな打撃を受けていることから中国政府もファーウェイ製品の締め出しを何とかしたいと考えているのです。
中国メーカーに対する制裁ですが日本企業も打撃を受けています。
ファーウェイのスマートフォンを分解し中のパーツについて調査が行われました。
一番多く使われているのは日本製のパーツでした。
次いで韓国、台湾の順となります。
もちろん機種にもよると思いますが、アメリカ製の部品は少ないのです。
アメリカ製品をあまり使わずアップルのシェアを奪ったファーウェイに制裁を課そうという動機も見え隠れします。
一方で中国やアメリカがサイバー攻撃をしあっているのも事実です。
ファーウェイが国営企業と見られても仕方ない部分もあるのです。
どちらへの制裁でも打撃を受けてしまうのが日本企業です。
国内メーカがシェアを奪うチャンスと見ることもできますが、日本メーカーが世界的なシェアを奪えるほど低コストで国内生産できない時代になっています。
海外生産で低コストで製品を販売できる会社が現れても結局高い関税をかけられることになるでしょう。
アメリカ企業も関税のかけられたパ-ツを使えば同じようなものですし販売先で関税をかけられれば同じことです。
このような理由でアメリカ企業にも不満が出始めています。
貿易制裁の効果
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