日本ではコロナ対策のため外国からの入国が制限されている状態が続いています。

ビジネス分野での出入国が優先されてきましたが、留学生の入国制限を緩和する方針であることが発表されました。

在留資格を有する外国人の場合9月から全面的に再入国が解禁される予定です。

まず、国費留学していた学生から入国を再開し、様子を見て私費留学の学生の入国へと広げていく方針のようです。

国費留学生の場合留学に当たり身元などは国の基準を満たしていることがわかっているため入国させても問題があまりないということなのだと思いますが、国費のための費用が理由になっていいるのではないかという気もしてしまいます。

税金が元になっていれば気にするのも当然だろうという意見もあるかもしれませんが、私費留学でも各学校の奨学金が使われている場合もあります。

むしろ私学のほうが負担は大きいのではないでしょうか。

一度入国させて影響が大きかった場合に備えての単なる数を絞るための線引かもしれません。

他に思いつく理由としては国費留学の場合は留学費用をまかなえる額がわかっているということが考えられます。

つまり奨学金などで賄えない学費はアルバイトなどで稼ぐ必要があるわけですが、現在コロナ下の日本ではお金を稼ぐことが難しい状況にあります。

そのような状況にある留学生の入国は少し遅らせるて様子を見るということかもしれません。

いずれにしてもコロナにより留学生にとっても留学生ではない外国人にとっても生活しにくい状況になっていることは確かです。