最近ブログの記事で魚の不漁など気候変動が原因と思われる現象について書いています。

環境による変化は自然現象だけではありません。

新型コロナウイルスの流行により、家で過ごす時間が増える傾向にあります。

これによって消費行動にも変化が起きているようです。

家で過ごす時間が増え、自分で料理をしようという人が増えているようです。

営業自粛の要請がかかっているときもスーパーなどではパスタ売り場でパスタ食材が品薄になるという現象が生じていました。

有名なシェフも家庭で料理する人に向けて美味しいパスタの作り方などの動画をアップしていました。

このような動画を見ると益々自分で作ってみたくなるものです。

ここへ来て既製食品の売上にも変化が見られているようです。

これまで売上では完全にカップ麺優位の状態でした。

お湯を入れるだけで簡単に食べられるからです。

袋麺も簡単にできますがお湯で煮たり食材を足したりしなければならないことすら面倒と感じる人が多かったようです。

これがコロナにより家で料理を作る人が増えたため、少し手間を掛けて作る袋麺の需要が伸びているようなのです。

簡単だけれども決まった味になるカップ麺より、少し手間はかかるが食材などをアレンジして自分で工夫する余地のある袋麺をどこまで美味しくできるかに関心が移っているようなのです。

蜜を避けるためもあってキャンプ場に出かける人が増えたこともありました。

その後外出できるようになってもキャンプ人気は続いているようです。

コロナなど身に危険が迫っているため生活行動で原点回帰のような現象が生じるのでしょうか。