内閣府の利用しているファイル共有サーバーから個人情報が流出していたことがわかりました。

公的機関の情報ですので、添付ファイルやUSBメモリーでは情報の流れが管理しきれないため、利用されていたシステムでした。

つまり個人情報などの流出の危険を避けるために利用していたシステムの脆弱性から個人情報が流出したことになります。

共有するためのファイルをサーバーに保管し利用者がダウンロードするという仕組みとこのシステムの脆弱性を悪用したものですが、システムの欠陥と言われても仕方ありません。

国内での利用者にシステムの知識があまりなかったり、あっても犯罪になるから行わないだろうという行為でも海外では積極的にそれを悪用しようとする集団もいます。

最近別件でJAXAなどがサイバー攻撃の対象になっていたことがわかり、元中国人留学生が書類送検されました。

このように最近中国では民間の技術者や一般人がこのようなサイバー攻撃に協力させられていることがわかってきています。

武力攻撃ではアメリカ(U.S.A)軍が守ってくれるかもしれませんが、サイバー攻撃に対しては自国でなんとかせざるを得ません。

今頃自衛隊の専門部隊を作るのに人材募集しているようですが、しばらくは無防備な状態が続きそうです。

公的な組織の創設だけでなく、かつて暴力による攻撃から身を守るため空手や柔道を生み出した日本人ですが、サイバー攻撃から身を守るサイバー武道のようなものを民間でも作り出す必要があるのかもしれません。