様々な分野でAIや5G回線の利用が進んでいます。

AIではこれまで人間が行ってきた職人芸に近い判断などが瞬時にできてしまうこともあります。

5G回線は通信の遅延が少ない状態で同時接続可能なことが特徴です。

これらの技術は少子化により労働人口が減っていく日本にとっては欠かせない技術となっていきます。

今回これらの技術が変わった分野で活用されることがわかりました。

自衛隊の基地です。

自衛隊の基地では警備を日常的に行わなければなりません。

もともと自衛官の人手不足は問題になっていましたが少子化になってくると尚更です。

センサーの付いた無人車両で基地内を巡回し、得られた画像などのデータをAIで分析して異常を検知するという実証実験が千歳基地で行われることがわかりました。

現在は警備が目的のようですが、技術開発が進んでくれば、戦闘時の技術としても実戦配備されていくことになるかもしれません。

実際海外では既に無人機による空爆なども行われているため、無人機やロボットを活用した防衛活動も行われていくことになるでしょう。

これまでは自衛官という人が中心の組織でしたので、外国では理解されにくいですが、専守防衛ということが強調しやすかったのですが、無人機やロボットということになると、人間の主観はあまり関係なくなってしまうため、自衛隊と軍隊の区別はよりつきにくくなると思います。

防衛組織内で命令違反ということは許されませんが、人間の場合は防衛目的ではない場合には動かないという可能性も残っています。

無人機やロボットの場合はスイッチによる命令さえ伝達されれば動いてしまいます。

この辺の危険を回避するための判断もAIに任せるという時代が来るのでしょうか。