4月21日(土)東京都行政書士会台東支部の総会に行ってきました。
普段、支部の研修がある場合もベテランの先生は数は少ないですがいらっしゃいます。
支部の役員ではないベテランの先生にお会いする機会はあまりないので参加してよかったです。

総会の後に懇親会があり、ベテランの先生のうちのお一方と同席させていただきました。
ベテランと言ってもちょっとやそっとのベテランではありません。
私が生まれた時に既に行政書士をしていた先生です。
その間にどれほど法改正があり、行政書士制度が変わったか調べるのも大変なぐらいです。

毎月開業する人と同じぐらいの人数が廃業していく業界で業界経験ウン十年ですからすごいですね。

お客さんの業界も変化しているでしょうし、いろいろな業界の変化やITの発達による営業手法の変化など、どう映っているのか想像するも難しいです。

このようにブログを書いたりして、知らない人とコンタクトをとる手段がある時代に営業をしているととても刺激になります。
アナログ営業も頑張ってみようという気になりました。

また、別の先生で私と年は近いのだと思いますが、先輩行政書士の先生ともお話できました。
開業数年だと行政書士の仕事をどう取ろうかという発想になりがちですが、この先生はその先のステージに進んでいるように見えました。
仕事のスタイルが行政書士の許認可が絡むビジネスでお客さん同士をつなぐという発想で仕事をされている先生でした。
これは完全に経営者の発想です。
もちろん開業行政書士は経営者ではあるのですが、民間の事業主とは少し発想が違っている事が多いように思います。
その点、この先生は民間のビジネスマンが何かビジネスを立ち上げる時に必要とされるような発想をされる先生でした。
このような先生だと民間事業のコンサルもできてしまうと思うのですが、そちらで儲かるようになるとだんだん行政書士でなくなっていく人が多いような気がします。
もちろん民間事業のプレイヤーが増えることはよいことなのですが、他事業にシフトされる先生を見るとその先生にとってはあまり魅力がない仕事だったのかなと思うこともあります

開業時期が私と近い先生でサイト構築が得意な先生ともお話ができたのでサイトについての情報も得ることができ自分の仕事にもとても刺激になる一日でした。

おそらくお客さんが行政書士と付き合おうと思うきっかけになるのも、こうした刺激を受けて自分の仕事にも有益だと感じた時なのではないでしょうか。