クラウド会計サービスfreeeを使い始めて3ヶ月ほど立ちましたので、状況をご報告いたします。
以前使い始めたばかりで口座振替の処理をまだ経験していないということを書きました。
ここでいう口座振替は銀行口座などに入金することではありません。
freeeで銀行口座の入出金データを自動取得しているため、支払いなどがあると仕訳の情報を登録していくことになります。
これで支払いの処理が一度登録されます。
次にクレジットカードの引き落とし金額が記録されていきます。
カード明細のようなデータです。
freeeでは銀行口座だけでなくクレジット情報も口座として捉えられているため、このままだと二重に支払いの情報が登録されることになります。
そこで、今回の引き落としはこれまで支払い処理した仕訳の分だという関連付けをすることになります。
これをfreeeでは口座振替と呼んでいます。
文字で書くとめんどうに感じるかもしれませんが、普段の支払いの仕訳も学習機能で仕訳の候補はかなりの精度が出ています。
クレジットカードのデータはカード会社の利用データが反映されているものですから自分で入力するわけではありません。
口座振替自体の処理もそれほど難しくありません。
取引として仕訳した内容とクレジットカードの引落額として記録された内容が同じものだと紐付ける処理をするだけだからです。
この部分の処理を自動化する登録もできます。
振替元口座:引き落しの銀行口座
振替先口座:クレジットカードの口座
を指定して口座振替を登録し、自動化にチェックを入れるだけです。
行政書士業務は現金の出入りが比較的単純なのでかなり労力は省けています。
クレジットカードの口座とクレジットカードの引き落し銀行口座の関係だけでなく、銀行口座間でお金を移動させた場合も出金と入金で二重に出入りが記録されるため、移動した現金として処理するには口座振替の処理をするのです。
この辺が簿記や会計の知識がある人の方が、最初は変な感じがするかもしれません。
ただ簿記や会計の知識がある人はすぐ理解できるはずです。
freeeの口座振替
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タグ : freee, クレジットカード口座, 口座振替, 引き落し, 銀行口座