蒸し暑い日が続き、飲食店で食中毒が増えています。

以前O157が流行りましたが、最近O121が検出されているケースもあります。

水分と温度と時間で菌が増えていきますので、明らかに温度が菌が増えやすい状態の時間が続いているというのが大きな原因の一つだと思います。

家で料理するときは自然に冷ますのではなく、一気に氷水などにつけ温度を下げてしまうのも一つの手です。

菌が繁殖しやすい温度である時間をなるべく短くするわけです。

これからオリンピックに向け外国人の外食も相当数が増えることが予想されることもあり、飲食店にHACCP(ハセップ又はハサップ)の導入が予定されています。

HACCPはそのシステムに従えば衛生状態が保たれる基準であることはもちろんですが、衛生状態が保たれるシステムを構築することにも意味があります。

これまで主に食品工場などで導入されていたものを内容を少し変えて飲食店でも義務化される予定です。

導入まではまだ時間がありますので、まずは身近な手洗いからはじめて暑い時期を乗り切りましょう。

手洗いを実行した後のタオルも要注意ですね。