風営法の許可の一つにゲームセンターがあります。

パチンコ業界が下火なのは有名ですが、ゲームセンターも減っています。

子供の数が減っているのも一つの理由ですが子供のころからゲームをして育っている世代が増えているため、ゲームセンターでゲームをするのは子供だけではありません。

なぜゲームセンターが減っているのでしょうか。

ハードウェアの性能が上がり家庭用のゲーム機がゲームセンター顔負けになっているということもありますが、スマホでいつでもゲームができるというのも理由の一つです。

そしてゲームセンターが減っているもう一つの理由は消費税です。

ゲームセンターのゲームといえば100円が主流です。

100円玉を投入してゲームをするというのが当たり前になってしまっているため、消費税が上がっても108円を投入するということはまずありません。

しかし、お店側は消費税の課税業者であれば売り上げから消費税を納税しなければなりません。

このように料金や売値が固定されているものは、消費税がアップすると実質的な値下げをしているのと同じ状態になってしまいます。

もし、消費税が10パーセントになったらゲームセンターがもっと減ることが予想されます。
経済がインフレを目指しているのなら値上げをしなければならない状態になっていくのに、値下げしている状態になってしまうのでは商売としては魅力がなくなってしまいます。

少し前にクレーンゲームでインチキをしていたお店が摘発されましたが、このようなゲームセンターの厳しい経営状態があったのかもしれません。