ドローンの無許可飛行が増えているのだそうです。
日本人でも許可を得ずに飛ばしてしまう人がいるようですが、最近問題になっているのは外国人で許可が必要なことを知らずに飛ばしてしまう人です。
観光地では風景や名所、名蹟を撮ろうとドローンを飛ばして撮影しようとする外国人が増え、警察に捕まってしまうという事例が増えています。
特に京都で無許可で飛ばしてしまう人が増えているようです。
全国での摘発件数は去年だけの摘発件数で、その前の年から倍増しています。
今年はその去年をすでに上回る件数です。
書類送検された外国人はほぼ事情聴取に対して「ドローンを飛ばすのに許可が必要だとは知らなかった」と答えるそうです。
ドローン自体の事故の危険性はもちろんですが、本物のテロ行為と区別もつきにくいため注意が必要です。
国土交通省も事故を防ぐため来年度から許可を受けた操縦者が飛行情報を登録し、ユーザー同士が飛行情報を共有できるシステムの運用を始めるようです。
私は以前「外国人になったつもりで日本のドローン規制について調べてみた」というサイトの記事を読んだことがありますが、公的機関が提供する外国語で読めるドローン規制の情報自体は存在します。
ただ他の情報にも埋もれてしまうので上手く検索しないとたどり着きにくいため、情報提供の仕方にもう少し工夫が必要な気がしました。
いずれにしても今のところドローンの飛行許可に国籍要件は要求されていませんので、きちんと許可をとって飛ばすようにしましょう。
自動車の運転免許のように国際ライセンスができる日が来るんでしょうか。