2025年の万博開催地が大阪に決まりました。

まずは大阪の方におめでとうございますと申し上げます。

ただ世界の人から見たら日本に決まっておめでとうということだと思うので私がお祝いの言葉を言うのは変なのかもしれません。

一方で早速冷ややかな報道もなされています。

万博で伝えるべきメッセージやテーマがないではないかという意見です。

特に識者と言われる人達から冷ややかなコメントが出されています。

経済効果を期待しているが、大きな負債が残るだけだという意見や健康などがテーマになることについての批判的な意見などです。

これらの意見も伝える側が批判的な意見を出したいからまとめて出されているという見方もできるので、メディアの中にはお祝いムードだけにしたくない人達がいるのかもしれません。

個人的には前回の大阪万博は自分の意思で見に行ける年齢ではなかったため、日本での万博に行ってみたいという気持ちがあります。

ただ批判的な意見の人達の言うことも一理ありで、ただイベントとして行ってみたいというぐらいの考えしかありません。

元々は権力者が自分の権力を誇示する機会になっていたようですが、今では平和の祭典のような位置付けです。

歴史はオリンピックよりも古いそうです。

アスリート以外の人が名を挙げる機会にもなっています。

前回その名を挙げたうちの一人が岡本太郎氏です。

既に有名だったから制作を依頼されたと言うことも出来ますが、象徴的な作品を作るきっかけになったことは確かです。

万博で外せないキーワードの一つに「未来」があります。

昭和の子供である私は太陽の塔に未来を感じました。

そしてなぜかウルトラマンにも共通するものを感じていました。

縄文を愛した岡本太郎と円谷英二の生み出したウルトラマン。

古代と現代に共通する宇宙観があるのかもしれません。

平成という元号が変わり次の時代の円谷英二や岡本太郎が生まれることを期待します。