電車が好きな人なら電車の車体にモハやクハと書かれている意味を知っています。

モハはモーター付きの普通車両、クハは運転台付きの車両です。

バスにもよく見るといろいろな表示があることがわかります。

行政書士の仕事の一つである特定旅客運送事業のためなら「特定」、貸切バスなら「貸切」と表示することになっています。

これらのバスは一般客も乗れる路線バスなのかどうか区別がつくように義務付けられています。

事業用なので緑ナンバーなのも特徴です。

有償で運送しない白ナンバーの自家用バスというものが存在します。

個人での利用だけでなく幼稚園の送迎バスなどでも利用されています。

これとは別に有償で人を運送できる白ナンバーの自家用バスというものも存在します。

現在は人口減で地方で過疎化が進んで路線バスの廃止やタクシー会社がなくなったりしているところもあります。

公共の福祉の確保のためやむを得ない場合は国土交通大臣の許可を受けると例外的に白ナンバーの自家用車で有償で人を乗せることが可能になっています。

この場合は許可を受けているので道路運送法違反にはなりません。

この制度を利用し自家用車でコミュニティバスを走らせている地域もあります。

一般人が乗れるのかどうか迷ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。