愛知県で在留カードの偽造拠点が摘発されました。

偽造グループのお金周りを担当していたとみられる人物が犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されています。

愛知だけでなく大阪や埼玉でも同様の摘発がありそれらの操作から今回の逮捕に至ったようです。

3つの工場で既に7千枚以上を作っていた形跡があります。

以前は在留カードが偽造されていても見破る自信があったのですが、現在は在留カード番号で照会をかけても有効な情報が使われていることがあります。

ホログラム入りの本物とほとんど区別がつかないカードを使いカードの情報は実在する他人の情報であることがあるためカード情報で照会をかけても有効なものと思ってしまう可能性があるのです。

これだけ偽造技術が進むと在留カードだけではすまず、日本国内の様々なライセンスのカードも偽造可能となっているようです。

背後には犯罪組織が関わっているものと思われます。

カード偽造で得た収益を海外に移転しまた新たに精巧な偽造をする手段を確保しているのだと思います。

儲かるとなるとお金をかけても元が取れていしまうので後は技術だけの問題となりますがその技術も以前ほど日本独自のものが多くはないので同じようなものは作れてしまうのだと思います。

SNSなどを通じ顧客を集め販売数を伸ばしていたようですがお客さんが増えるとそれだけ証拠もたくさん残ります。

ですがこの手の人達はもともと法律を守る気がないので見つかれば撤収し別の人間を使って新たな拠点を築くだけです。

使う方も一度不法残留となってしまうと見つかれば退去強制なのでだんだん違法な手段でも気にしなくなっていくのだと思います。