ヤフー株式会社が株式会社ZOZOを買収することがわかりました。
ZOZOの創業者前澤友作氏は経営を退くようです。
ネットでファッションを専門に販売する先駆的な存在のZOZOでしたがEコマースとして類似のお店も多くなりました。
購買層を増やすことにも限界が出て行きています。
今やお店で洋服を買っていた層の中には自分でショップを始める人も出始めています。
こうなってくると新たな展開も難しくなってきます。
会員制で割引が受けられるサービスをはじめましたがメーカーとの折り合いがつかずメーカーが撤退するという事態を招いてしまいました。
ZOZOスーツも浸透する前に霞んでしまった感があります。
相談したのがソフトバンクの孫正義会長です。
買収額は4000億円とも言われているので出せる企業は限られてきます。
それをすぐに決定できる企業は更に限られます。
ソフトバンクグループ全体からすればヤフーショッピングなど既に洋服を販売するお店はあるので買収額ほどの価値があるのかは疑問です。
両者の相乗効果はそれほど大きくないように思えます。
メリットとしてはZOZOの購買層が比較的若めだということでしょうか。
個人的には孫氏はヤフーに新たなエンジンを付けたと言うより重しを乗せたような印象を受けます。
ZOZOの販売力自体よりもファッションのネットショッピングサイトとして先頭を走ってきた過程に興味があるのかもしれません。
前澤氏の最大の幸運はZOZOが当たったことではなく同時期に孫氏が日本にいてZOZOを売り抜けられたことかもしれません。
ヤフーがZOZOを買収
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「リスクとチャンス」