ニューヨークで開催された国連気候変動サミットでスウェーデンの16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんのスピーチが話題になっています。

各国のリーダーに対し環境よりも経済を優先するのかと強いメッセージを発信しました。

16歳の環境活動家といっても環境活動が専門ではありません。

学生さんです。

その学生さんが地球温暖化への対策を求めて毎週金曜日にスウェーデンの国会議事堂前に座りこむ金曜学校ストライキを始めたことが環境活動家と言われるきっかけになっています。

地球温暖化への対策ということなのですがまず本当に温暖化しているのかということを検討する必要があると思います。

お前は何を言っているんだと思う方がいらっしゃるかもしれません。

北極の氷が溶けているというニュースなどが流れているからです。

確かに19世紀から20世紀にかけて世界的に人々のライフスタイルが変わり二酸化炭素の排出量はこれまで人類が出してきた量とは桁違いになっています。

しかし科学者の中には温暖化していないのではという意見もあるのです。

それだけでなく地球の歴史を見ると長期的には氷河期に向かうことはほぼ間違いないのです。

だから問題ないということではなくもし温暖化しているのならどのくらいの温暖化なのか科学的に検証してみることが必要だと思うのです。

人間の活動による温暖化を検証するには人間の活動によりエントロピーがどのくらい増大するのかという計算が必要です。

計算するにはデータも必要です。

日本だけ見ても不正統計などを思い起こせば正確な数字を把握するのが難しいということがわかります。

これが地球規模になるともっと困難になります。

フェルミ推定のような手法を上手く用いればそれほど遠くない数字にたどり着けるかもしれませんが世界的に話題になっているのである程度正確な数字も計算できるはずです。

正確だと思われる数字と因果関係の説明を余り見かけることがありません。

温暖化していないとわかっているということではなくこのような検証をしていくうちに現在の異常気象との関係などもわかってくるかもしれません。

グレタさんは自身を「優しいが情報に乏しいティーンエージャー」と自己紹介しているようですがこのような問題で正確な情報はとても大切です。

まずは正確な情報を確認したいというのが正直なところです。