ドローンの飛行には許可が必要です。

飛ばそうと思っても許可を受けられない場所もあります。

その一つが自衛隊施設の上空などです。

防衛省の発表によればこのドローンの飛行禁止区域に間違いがあったことがわかりました。

自衛隊の施設として飛行禁止区域に指定されている13の施設のうち12の施設で本来自衛隊施設に含まれない公道や公園、私有地などを含む形で指定されていたようなのです。

全体の規制範囲としてはそれほど大きな違いはなかったようです。

規制範囲はレッドゾーンと呼ばれる対象施設や敷地とその周囲約300メートルのイエローゾーンからなりますがイエローゾーンとなるはずの場所がレッドゾーンに含まれていたと言った感じです。

ただし一部イエローゾーンにも含まれない場所が含まれていたようです。

原因は現地を確認せずに地図上で作業を進めたことにあるようです。

防衛省では以前イージスショアの配備をめぐり説明資料に誤りがあったことがわかりました。

この時とは異なり民間からの指摘ではなく自衛隊からの指摘で間違いに気づいたようです。

土地などに関する行政手続きはとても厳格なことが多いように思うので行政内部での作業でこのような間違いが起こることが不思議です。

結局担当者が普段自分で利用している施設ではないので施設に含まれない場所を含んでいても気づきようがなかったということなのだと思いますが防衛省自体が認めているように元々馴染みのない現場を見ていないというのが致命的なのだと思います。

流石にドローンの飛行禁止場所をドローンを飛ばして確認するというわけにはいきません。