SNSで個人がつながるということの影響が様々なところで出ています。

商用利用であることもありますが個人のコミュニケーションツールとして大きな力を持っています。

災害時のSOSの連絡として使われたことも記憶に新しいところです。

SNSで緊急時に情報を発信しても即時性が弱いのではないかと思っていたのですが直ぐに反応し別ルートで救助要請をしてくれる人もいるのだということがわかりまた。

最近海外ではSNSを使ったデモが広がりを見せています。

中東や南米で反政府デモにSNSが使われデモが拡大し政府が政策の撤回などを余儀なくされています。

SNSでなくてもインターネットを通じ海外の事情がわかるようになってきてしまっているので不満があるとデモなどに発展しやすいという事情もあります。

同じものを見て共感することがあってもSNSのように拡散という現象を通じ伝播していく広さやスピードが有効なのはもちろん、その発言に何人の人が共感しているかということがわかってしまうのも一斉に声を上げることに影響しているのだと思います。

何より単なる連絡手段であれば通常知っている人に連絡するのが普通ですが見知らぬ人とも繋がれてしまうというのがSNSの最大の魅力です。

そしてレバノンではこのSNSの一種ワッツアップに政府が課税すると言い出して大きなデモに発展してしまいました。

政府としては課税というより規制したいという思いでいるのではないでしょうか。