U.S.A(アメリカ)のファーウェイ外しの圧力が世界に広がっています。

ファーウェイに対するアメリカメーカーのパーツ提供などは容認されはじめたので一時期ほどではありませんが5G回線の基地局通信網の採用では露骨に圧力を強めています。

アメリカとの外交関係からファーウェイ製品の採用を見送る国も出ています。

そんな中で5Gでの採用の動きを見せいているのがU.K(イギリス)です。

イギリスもアメリカとの関係からファーウェイを外すかどうか検討していましたが、どうやら一定の制限付きでファーウェイを採用する方向に傾いているようです。

イギリスの国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)は以前からファーウェイ製品を解体して中身をチェックしていたようです。

これまでに情報漏えいに関わるパーツなどが見つかったことはないそうです。

それもあってかアメリカの圧力はあるものの一定割合でファーウェイ製品を採用する見込みです。

5G回線網でのファーウェイ製品の強みは小型化されておりコストも安いことです。

単純にコストは4Gの10分の1程度になるのだそうです。

性能が高くコストが抑えられる製品を採用を検討するのは自然なことです。

今回イギリスの動きは少数派で孤立して見えるのがかえって不自然です。

国家の安全保障に関わることなので外国製品の採用に慎重になるのは当然ですが根拠に乏しいまま排除するというのも不自然です。

情報通信に関する安全の問題は中国だけに限らず同盟国側でも注意は必要です。

スノーデン氏の告発を聞くまでもなくこれまでも同盟国側に対しても通信の傍受などは行われています。

そのようなことに無頓着な日本ではファーウェイの問題が異質に見えるのかもしれません。