以前このブログで書いた記事「ビッグイシューをご存知ですか」で書いたホームレスを支援している団体が新たにホームレス支援としてパンの販売を開始するようです。

新型コロナウィルスで仕事がほしいという人が増えていることに対応してパンの販売を考えたようです。

パンは作って売るのではなく協力パン屋さんから提供してもらい袋にまとめて販売します。

つまりプロが作ったパンが買えるということです。

協力パン屋さんからすれば食品ロスを減らすことにもなります。

夕方協力パン屋さんからパンを提供してもらうので販売は夜がメインになります。

プレオープンは10月1日から東京の神楽坂にある「かもめブックス」の軒下で営業が始まります。

いずれはキッチンカーなどでの移動販売も考えているようです。

確かにコロナで人出が減っている中、街中で立っていても雑誌を買ってくれる人自体が減っているということになります。

ただ飲食店もお客さんが減っているという事情があるので、問題がないわけではありません。

これまで雑誌の販売だけだったものがパンの販売もできるようになれば仕事や収入を得る手段も増えることになります。

完全な問題解決というよりも選択肢を増やす、仕事を増やすということで始めないより良いのだと思います。

ただこの仕事でのメリットもあります。

食品ロスを減らせることはもちろんですが、売れなかった雑誌は食べることができません。

売れなかったパンは食べることができます。

一番良いのはパンが売れてお金が得られることですが最悪食べ物が手に入ります。

コロナによる思わぬ失業でピンチに陥った人はいると思います。

このような活動を上手く使って生活を立て直してほしいものです。