今日11月29日はイイニクの日だそうです。

肉は有用なタンパク源ですが、私は年齢的に脂は気をつけるようにしています。

ちなみに常温で固体なのが「脂」で液体なのが「油」だそうです。

動物性の脂質は摂取するアブラの中でも比較的安全なもののようですが、コレステロールなどを気にしている方は気をつけた方が良さそうです。

以前見たテレビではコレステロール異常の方が食べるお肉の脂身を落として料理を作るようにしてコレステロール値が正常値に戻ったということを放送していました。

それを見てからなるべく真似するようにしています。

更に肉を食べるときは調理法にも気をつけています。

美味しく焼くにはこんがり焼くのがコツですが、この時できる茶色い成分がおいしさの秘密です。

この茶色い成分を作るには糖と油を熱で反応させる必要があります。

この反応をメイラード反応といいます。

メイラード反応させた脂身は美味しいのですが体には良くないのです。

動物性の脂が有害で植物性の油なら良いという誤解があります。

植物性の油も最終的にコレステロールを増やす働きのあるものがあります。

化学的にも植物由来のものなら安全ということはありません。

更に普段の食事で摂取する油はオメガ6を含む油になりがちですので意識してオメガ3を含む油を摂取するようにしましょう。

油は体の中で細胞膜を作るのに使われたりします。

質の良い油を適量取らないと体に良いと言われているものを食べても栄養素がきちんと吸収されないということになってしまいます。

最近MCTオイルやえごま油、亜麻仁油など油にこだわって摂取する人も多くなっていますが決して気にし過ぎということはないのです。