建設業界では人手不足が深刻な状態になっています。

新型コロナウィルスの影響により経済活動が活発な状態とは言えないので建設業界でも仕事は減っているのだと思います。

そのため本来よりも人手不足の深刻さは軽減されていると言えるのではないでしょうか。

それでも職人の高齢化や現場監督が不足し引き抜きの話などが出回っています。

そこで若い人の成長に期待がかかりますが、とても良いニュースが入ってきたので書きたいと思います。

長崎県にある県立佐世保工業高校の3年生が2級施工管理技術検定を受験し、受験者全員が合格したという話題です。

技術系の資格は受験資格として一定の経験を要求されるものが多く、実務経験を積む前に受けられる試験としては難関なのだそうです。

土木科38人、建築科39人の全員が合格しました。

高校生活の3年間で全員合格を目指して頑張ったのだそうです。

指導者の先生方の苦労も相当だったと思います。

それに付いて行った生徒さんも素晴らしいと思います。

最近教育の現場からしょうもない話題が伝わってくることが多いので、高校生という貴重な時期にこういう経験を積んだ生徒さんは他では得られない経験をしたのではないでしょうか。

資格よりも実務が大事ということを聞くことがあります。

それはそれで真実を含む部分もありますが、資格を取得するために勉強しないと到達しにくいレベルの知識があるということもまた真実です。

工業高校と聞くと男子生徒のイメージがありますが合格者の中には女子生徒さんもいます。

就職が決まっている生徒さんも多いようですのでそれぞれの道で活躍していただきたいと思います。

すごいぞ佐世保工業高校!