鮭に異変が起きているようです。

日本では極端な不漁が続いていてほとんど獲れないようです。

不漁と言えば秋刀魚がここ数年不漁なので他の魚には期待したかったのですが残念です。

福島県では震災の影響で稚魚の放流が止まっていた時期があるということなので減る理由があるのですが、その他の地域では理由はよくわかりません。

ちょっと気になるのが日本以外でも川の水が干上がって稚魚が海へ出るのに支障が出ている地域があります。

アメリカ(U.S.A)のカリフォルニア州では干ばつで川が干上がってしまい、将来的にキングサーモンが獲れなくなってしまう可能性があるため、トラックで稚魚を海まで運んでいるそうです。

日本の鮭との関連性は薄いと思いますが、同じような時期に同じような種類の魚に異変が起きているのです。

日本ではサケとマス、アメリカではサーモンとトラウトを区別して呼ぼうとしていますが明確に区別するのは難しいようです。

川に残るか、海へ下るかで区別しようとしても同じ種でどちらの個体も存在するのは珍しくないからです。

鮭とキングサーモンも同じサケ目サケ科ですが別の種と考えた方が良さそうです。

ただ同一種でも日本とアメリカでは呼び方のイメージが異なります。

アメリカのキングサーモンは和名ではマスノスケと呼ばれます。

生態についてまだまだわかっていないことも多いのではないかと思ってしまいます。

アメリカの場合川から水がなくなるという直接的な原因ですが、同じサケ科の魚に共通した不漁の原因があるのかもしれません。