全米女子オープンで笹生優花選手が優勝しました。
以前書いたように私はゴルフはしないのですが、男子の優勝は記事にしたのに女子の場合は記事にしないというわけにも行かないので、あまり詳しくはありませんが、今日はゴルフの話題です。
畑岡奈紗選手とのプレーオフでしたので、どちらが勝っても日本勢の優勝ということになっていました。
日本人女子の優勝は樋口久子さん、渋野日向子さんに続いて3人目となります。
男女ともに日本のゴルフ界は底上げされて行きそうです。
ただ笹生選手は現在日本国籍とフィリピン国籍を有する二重国籍の状態です。
東京オリンピックにはフィリピン代表として出場予定のようです。
根回しが上手く行かなかったのか、フィリピンに対する本人の思い入れが強いからなのか、その辺はよくわかりません。
日本では重国籍の場合、22歳に達するまでに、どこの国の国籍を選択するか決めなければなりません(成人になってから重国籍になった場合を除く)。
今回、笹生選手はまだ19歳なので二重国籍の状態で問題がないのです。
国際化が進めば進むほど国籍にこだわる意味が薄れていきますが、オリンピックなどがあると日本から出場して勝ってほしいというナショナリズムのような意識が顔を出します。
他の競技を見ると日本人からは、ほぼ外国人の風貌にしか見えない選手も増えているため、そのようなナショナリズムをアップデートする良い機会なのかもしれません。
風貌が外国人のような選手ほど、日本への愛国心を口にしたりしますので、そのようなシーンを目にすると日本人として気後れすることもあります。
だた、これは日本人だからというよりもアジア人には珍しくないことのかもしれません。