中国で恒大グループの財務内容が悪化し、出資した人達にお金が戻らないのではないかと問題になっています。
中国では私人が土地の売買はできないため、不動産に対する執着は他の国の人達より強いようです。
このあたりは市場主義経済が導入されて一国二制度となっても変わっていない部分です。
更に不動産以外の分野の規制も強まっています。
一人っ子政策を実施し、今度は子供が少なくなり過ぎたためにこれを緩和しています。
教育競争が激化し過ぎていることや家庭での教育費の負担を軽減しようと塾規制が行われています。
もう少し子供を増やしたいという意図があるようです。
仮想通貨についても規制が行われています。
国が管理できない経済が広がることを懸念しているようです。
仮想通貨市場から言えば中国マネーが流入しないことには市場が拡大しきらないということになりますが、中国政府としてはお金の流れだけでなく、情報が集中管理できなくなることも懸念しているようです。
ただしブロックチェーンに関する技術を諦める気はないようで、仮想通貨のマイニングなどは禁止するもののインターネット上の技術についてはトップを取るという希望は捨てていないようです。
他国の領海や領空を侵犯することも規制してほしいところですが、台湾については他国ではない、尖閣については日本の領海ではないということなのだと思います。
軍事的な拡大は地球上だけでなく宇宙にまで及んでいます。
一帯一路や赤い舌構想で他国との摩擦が生じやすくなる中、支配権を拡大しようとする姿勢は、本当に世界の中心を目指しているように見えます。