1月26日に2021年に行われた行政書士試験の合格発表がありました。

結果は以下のとおりです。

2021年実施行政書士試験の結果

申込者数61869人

受験者数47870人

合格者数5353人

合格率11.18%

前年にほぼ近い結果でしたが、合格者数、平均点とも伸びているので、試験の結果は良かったのだと思います。

合格した方、おめでとうございます。

残念だった方は今年の試験に向けて敗因を分析し、新たなスタートを切ってください。

資格として持っているなら、それはそれで良いのですが、行政書士になりたい方に多少のアドバイスを贈りたいと思います。

実務経験を積みたいと思う方は多いのではないでしょうか。

行政書士事務所に就職先が見つかるなら働いてみるのも良いと思います。

ただし、保険的な発想で選択することはあまりお勧めいたしません。

仕事先が見つかりにくいかもしれませんので、その場合は開業するのも1つの方法です。

自宅開業は女性の場合は注意が必要です。

事務所を賃借する方は小さく始めることをお勧めします。

平常時でも、開業当初は収入の目処が立ちにくいです。

それに加え、コロナのご時世ですから尚更です。

業務については絞り込んだ方が仕事が来やすいということが言われています。

得意なことや興味がある分野から始めてみるのも良いかもしれません。

現在、コロナ下で手続きに特例措置などが認められていたりするので、本来どのような手続きなのかも調べると良いと思います。

行政手続きのオンライン化が進んでいる最中ですので、その辺の知識については開業したてでも差はつきにくいと思います。