新型コロナウィルスの影響もあり、暗い話題が続いているため、少し明るい話題を書こうと思います。

トヨタ自動車が過去最高益を上げました。

2.8兆円だそうです。

日本には様々な産業がありますが、自動車はまだまだ基幹産業の1つです。

リーマンショックの時にはその自動車業界の売上も落ち込み、日本の経済も大きなダメージを受けたため、自動車産業の影響の大きさを再認識しました。

最近は円安の傾向もあり、国内の物価にとってはあまり良い状況ではありませんが、物を輸出するとなると好材料の1つとなります。

岸田首相は海外で、岸田に投資してくださいとアピールしましたが、投資に留まらず、日本製品を買ってほしいと思います。

その自動車産業も今後電気自動車の普及、自動運転の導入と大きな技術革新の時期を迎えています。

各自動車メーカーもこれらの分野の開発を進めています。

ただ、これらの分野は自動車メーカーだけでなく電気業界などからの参入も可能なため、競争の激化も予想されます。

状況は海外も同じですから、国内の競争に勝てたメーカーが海外でも覇権を争うことになると思います。

技術的には日本メーカーにも十分にチャンスはありますが、仮によい製品が開発できたとしても、その先には国際的な保護主義の壁が待っています。

ここから先は政治の出番となりますので、政治家も来たる日に備え、交渉の準備をしておかなければなりません。

テスラを追い抜くためには、政治というエンジンも必要なのです。