昨年からの大雪ですが、その分スキー場では雪不足の心配がなくなっています。
ところが、そのスキー場で別の心配が出てきています。
新しいモデルのiPhoneやApple Watchの機能が原因です。
iPhoneやApple Watchでは交通事故の衝撃を感知した時に、119番へ緊急通報してくれる機能が付いているものがあります。
海外ではこの機能で、一命をとりとめた事例も実際にあります。
しかし、スキーやスノーボードの際に新型のiPhoneやApple Watchをしまま滑り、転んだ衝撃で緊急通報されてしまうケースが増えているのです。
この誤った通報が増えているため、自動の通報の場合、通信司令室では折り返し電話で確認しているそうです。
殆どが、スキーやスノーボードをしていて問題ないのだそうです。
誤って通報がされてしまった場合は、まずいと思って電話に出なかったり、電話を切ってしまうのはやめてください。
誤りとわかるまで、30分ぐらいは電話をかけ続けるそうです。
通信指令室では、誤った場合は必ず誤った通報であることを伝えてほしいそうです。
折角の機能ですからオフにするのはお勧めしません。
スキーやスノーボードの時だけ外すか、別の時計をするなどが良いと思います。
救急車の横転事故の記事でも書きましたが、新型コロナウィルスの影響で緊急通報が増えています。
通信指令室も救急隊員も、過酷な勤務状態となっていますので、誤った通報は避けましょう。