マイナンバーカードを取得するメリットの1つとして、役所まで行かなくても、コンビニエンスストアで住民票などの交付を受けられることが挙げられます。

マイナンバーカードは本人確認の手段にもなります。

ところがマイナンバーカードを使った住民票の交付サービスで、他人の住民票が交付されるというトラブルが起こっていたことがわかりました。

トラブルがあったのは3月27日で、横浜市で計4人の人に対して、5枚の別人の住民票が交付されてしまいました。

システムの提供を受託している会社によると、交付申請が同じ時間帯に集中し、システムに負荷がかかったことが原因とのことです。

ということは、現時点ではマイナンバーカードの読み取り自体に間違いがなくても、読み取り後のデータの処理で、誤って他人の住民票が交付される可能性があるということになります。

私は、窓口で自分の住民票を申請して、誤って父親の住民票が出てきたことがあります。

申請に間違いはありませんでしたが、同じ世帯で、名前が似ていたため、発行する人が取り違えたのです。

この時は、窓口で申請したものではないことを指摘して、取り替えてもらえました。

機械だからこのようなことは無いと思っていましたが、コンビニの端末と役所とのデータのやり取りが生じるシステムなので、利用が集中するとこのようなことが起こってしまうということなのだと思います。

改善はされていくと思いますが、しばらくは注意が必要です。