フィギュアスケーターの羽生結弦さんが離婚を発表しました。

離婚の理由が本当だとすると、酷い理由となっています。

結婚後、当事者はもちろん、両者の家族に対する誹謗中傷やストーカー行為があったというのです。

平穏な生活を送るために離婚を選択したというものです。

本当だとすると、婚姻生活を普通に送れない国なのだということになります。

ブログの記事は民事としていますが、誹謗中傷やストーカー行為は違法である可能性が高く、刑事事件となっておかしくない行為が多数行われているということになります。

人気が高い選手であるため、お相手をマスコミに公表しなかったのだと思いますが、それが返って、映像や記事としての価値を生むことになってしまったのだと思います。

基本的に、どなたかが結婚するとか、離婚するとかにはあまり興味がないのですが、行政書士は離婚業務も取り扱うことがあるため、無関係ではありません。

紛争性のある離婚なら弁護士に依頼する他ありませんが、当事者が合意しているなら、離婚協議書の作成は行政書士が行なえます。

ただし、今回のように当事者が望んでいないが、離婚せざるを得ないようなケースというのは珍しく、あまり行政書士の出る幕でもなさそうです。

平穏に婚姻生活を送る世の中を作るというのは、弁護士でも行政書士の業務ではなく、常識の範囲の問題となってしまいます。

コンプライアンスや法令遵守などということが言われている中、このようなことが起きるのは、常識自体が怪しくなっているということ以外の何ものでもありません。