極端な反日政策を実施していた文政権から尹政権に移行し、少しだけ良い方向に向かいそうな兆しがある日韓関係です。

今日から試験的に査証(ビザ)無しで韓国(大韓民国)への渡航が可能になります。

行動宣言が解除されてから韓国大使館には、渡航のために行列ができていましたが、これも改善されそうです。

問題なければ9月から本格運用になります。

行動制限中は、ドラマや映画を見る機会が多く、更に飲食店へ出かける幾何も減ったため、行動制限が解除されたら、韓国でドラマの舞台を巡り、韓国料理を食べるという予定を組んでいた人もいるのではないでしょうか。

九州など一部地域では、国内で移動するよりも韓国の方が近い距離にあります。

韓国でも日本文化はタブー視されていた部分もありますが、You Tubeなどでは日本の音楽などのレビューをする韓国人も増えています。

反日教育は一度行われると、直ぐに消え去るわけではありませんが、どこの国でも上からの思想統制には反発が伴うものです。

特に若い世代で、自国の政策に反発する人は、自国と外交関係の良くない国に共感する傾向があるようです。

興味を持ち、実態を知れば、自分の受けた教育に反発を感じる原因にもなります。

大人に近い年令になってからは、批判能力も高まるため一定の誘導があっても、自ら内容を選択することに期待できます。

しかし日本の義務教育課程である小中学生ぐらいの年齢では、教えられたことをそのまま信じてしまう可能性もあるため、一定の配慮も必要です。

日韓で不幸な歴史があったことは事実ですが、歴史教育の内容は、時の政権の意向ではなく、現在の外交関係へも配慮された内容にすることも大切なのだと思います。

歴史は社会科の一部でもあるのです。