4月1日に変に気にしなくてはいけないのは、どのような話題について書くかです。
エイプリルフールなので、ウソという落ちなのではと、記事を読んでいる人に思われてしまうからです。
はじめに申し上げておきますが、今日書く話題は嘘ではありません。
4月1日から自転車に乗る際にヘルメットの着用が始まります。
罰則がある義務ではなく、努力義務です。
努力義務では誰も着用しないのではと思いますが、着用すれば身の安全を守ることには繋がります。
昨年の事故だけを見てもヘルメットを着用している場合と、していない場合での死亡率は2.6倍の差があるのだそうです。
それだけ自転車事故で死亡する場合、頭部の損傷が原因になることが多いということになります。
言い方を換えると、頭部さえ守ればなんとか命は助かる可能性が高いともいえます。
今回のヘルメットの推進により、一番負担になるのは警察官だと思います。
まず努力義務について、自らお手本となるように、警察官はヘルメットを着用して自転車に乗ることになるのだそうです。
事実上、警察官の場合は義務化といって良いと思います。
それに加え、ヘルメットを着用する人が増えると、それにともなって増えることが予想されるのがヘルメットの盗難です。
こちらも警察官の仕事が増える原因になります。
このようにヘルメットの着用を推進すると一番大変なのは警察官ということが言えそうです。
ヘルメットを推進すると警察官が忙しくなるという公式が成り立つことになりそうなのです。